クラウドソーシングで作曲の仕事を受注する方法|案件の探し方

「DTMで作曲しているけれど、それを仕事にするにはどうすればいいの?」と考えている方にとって、クラウドソーシングは最初の一歩を踏み出しやすい選択肢のひとつです。ランサーズ・クラウドワークス・ここナラなどのプラットフォームには、BGM制作・効果音・楽曲制作の依頼案件が日々掲載されています。

この記事では、クラウドソーシングで作曲の仕事を受注する具体的な方法、主なサービスの特徴の違い、案件の探し方のコツ、単価の相場、そして受注率を上げるプロフィールの作り方を解説します。結論から言うと、クラウドソーシングは作曲の副業スタートとして実績を積みやすい場所ですが、プロフィールの充実と継続的な活動が受注のカギです。

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クラウドソーシングは最初の実績を作る場としては使い勝手が良いです。単価交渉の仕方や案件の選び方を知っておくと、効率よく稼げます。

この記事でわかること
  • 作曲案件が多いクラウドソーシングサービスの比較
  • クラウドワークスとランサーズの案件の探し方
  • ここナラで作曲出品を始める方法
  • 作曲案件の相場と単価の目安
  • 受注率を上げるプロフィール・ポートフォリオのポイント

クラウドソーシングで作曲の仕事を受注するとは

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の発注者(クライアント)と受注者(フリーランス)をマッチングするサービスです。日本では主に以下の3サービスが作曲系の案件で利用されています。

  • クラウドワークス: 国内最大規模のクラウドソーシング。BGM・効果音・楽曲制作の案件が多数
  • ランサーズ: クラウドワークスと並ぶ大手。デザイン・映像など多ジャンルに強く、音楽案件もある
  • ここナラ: スキルを出品する形のサービス。買い手から直接依頼が来るスタイル

それぞれの特徴を理解した上で活用すると、受注の機会が広がります。なお、海外のプラットフォームとしてはFiverr(ファイバー)も英語圏の案件を探す上で選択肢になりますが、この記事では国内3サービスに絞って解説します。

クラウドソーシングプラットフォームで作曲の仕事を探しているフリーランスのイメージ

主要クラウドソーシングサービスの特徴比較

サービス名特徴向いているケース手数料
クラウドワークス国内最大・案件数が多い多くの案件から選びたい公式サイトで要確認
ランサーズ高品質案件が多い傾向ある程度の実績ができてから公式サイトで要確認
ココナラ出品型・待ち受け型自分のサービスを売りたい公式サイトで要確認

各サービスの手数料・利用条件は変更される場合があります。必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

クラウドワークスで作曲の仕事を探す方法

クラウドワークスは国内最大のクラウドソーシングサービスで、BGM・作曲・編曲・効果音制作など音楽系の案件が多数掲載されています。

案件の探し方

  1. クラウドワークスのサイトにアクセスし、「仕事を探す」ページへ移動する
  2. 検索窓に「作曲」「BGM」「楽曲制作」「効果音」などのキーワードを入力して検索する
  3. カテゴリーから「音楽・ナレーション・動画制作 > 楽曲制作・作曲・編曲」を選択する
  4. 予算・納期・新着順などでフィルタリングして絞り込む

案件の種類

クラウドワークスの作曲案件は主に次の種類があります。

  • 固定報酬型: あらかじめ決められた金額で完成納品する。単発の楽曲制作依頼に多い
  • 時間課金型: 作業時間に応じた報酬。継続的な編曲・制作補助に多い
  • コンペ型: 複数のクリエイターが同じ依頼に提案し、採用された作品だけに報酬が支払われる

初心者のうちは固定報酬型の小さな案件から受注経験を積み、評価とレビューを積み上げていくのが現実的な進め方です。コンペ型は採用されなければ報酬がないため、最初は採用確率の高い固定報酬型を中心に取り組むことをおすすめします。

プロジェクト型とコンテスト型の違い

クラウドワークスには「プロジェクト型(固定報酬・時間課金)」と「コンテスト型(コンペ)」の2種類があります。コンペは採用されない場合に報酬が発生しませんが、採用されると実績としてポートフォリオに使いやすいというメリットもあります。最初は両方に挑戦しながら自分に合うスタイルを見つけましょう。

ランサーズで作曲の仕事を受注する方法

ランサーズもクラウドワークスと並ぶ大手のクラウドソーシングサービスです。比較的単価が高めの案件が集まる傾向があり、しっかりとした案件を受注したい方に向いています。

案件の探し方

  1. ランサーズのサイトから「仕事を探す」へ進む
  2. 「音楽・ナレーション・翻訳 > 音楽・BGM」カテゴリーを選択する
  3. 「作曲」「BGM制作」「楽曲」などのキーワードで絞り込む

ランサーズでは「ランサーズ認定」という信頼性の指標があり、認定ランサーになることで受注率が上がりやすくなります。認定を得るためには、完了案件数・評価・本人確認などの条件があります(詳細は公式サイトで要確認)。

ココナラで作曲のサービスを出品する方法

ココナラは「スキルを出品する」形のサービスで、売る側が自分のサービスを登録し、買い手から依頼が来るスタイルです。クラウドワークスやランサーズとは逆で、「自分から案件を探さなくてよい」という特徴があります。

出品の手順

  1. ココナラのサイトでアカウントを作成する
  2. 「出品する」から新しいサービスを作成する
  3. カテゴリーは「音楽・歌・楽器 > 作曲・編曲」を選ぶ
  4. サービス名・説明・サンプル楽曲・価格・納期・オプションを設定する
  5. 審査(数日程度)を経て出品が公開される

ココナラ出品のポイント

  • サンプル楽曲を充実させる: ジャンル別・用途別に複数のサンプルを用意する
  • サービス説明を詳しく書く: 何ができるか・どんなジャンルに対応するか・修正回数・著作権の扱いを明記する
  • 価格設定はスモールスタート: 最初は相場より少し安めに設定して評価・レビューを積む

作曲案件の単価と相場

クラウドソーシングの作曲案件の単価は、依頼内容・クオリティ・用途によって大きく異なります。以下は目安として参考にしてください(実際の相場は市場動向により変動します)。

用途・内容単価の目安
短いジングル・効果音(10〜30秒程度)3,000円〜1万円程度
YouTubeやゲーム用BGM(1〜2分)5,000円〜2万円程度
本格的な楽曲制作(ボーカル入り等)1万〜数十万円以上
企業向け映像BGM・CMソング数万〜数百万円以上

初心者のうちは低単価からスタートし、実績とレビューが積み重なると単価を引き上げやすくなります。単価が低い案件ばかりを受け続けると疲弊するため、実績が積めたら徐々に受注単価を上げていくことを意識しましょう。

注意

作曲案件の著作権の扱いは、案件ごとに大きく異なります。「著作権をクライアントに譲渡する」「ライセンスとして貸し出す」など、契約内容をしっかり確認してから受注・制作を行いましょう。不明点は受注前にクライアントに確認することが重要です。

受注率を上げるプロフィールとポートフォリオの作り方

クラウドソーシングで案件を安定して受注するためには、プロフィールとポートフォリオの質が重要です。

プロフィールで伝えるべきこと

  • 対応できるジャンル・スタイル: BGM・ポップス・ロック・ゲーム音楽・ジングルなど具体的に書く
  • 使用機材・ソフトウェア: どのDAWを使っているか、どんな音源・プラグインを持っているかを記載する
  • 対応範囲: 作曲のみ・編曲まで対応・歌入り楽曲も可能、など
  • 納期の目安: 一般的な案件の納期の目安を書いておく(例: 短いBGMは3〜5営業日で納品可能)
  • 修正対応の回数: 修正対応の基本回数を明示しておく

ポートフォリオの作り方

サンプル楽曲は多様なジャンル・用途で揃えておくのが理想です。クライアントが「自分の案件のイメージに近い楽曲があるか」を確認するために聞くため、1つのジャンルだけでなく複数のスタイルの楽曲を用意しましょう。

SoundCloud・YouTubeなどで公開した楽曲へのリンクをプロフィールに貼る方法が一般的です。ジャンル別・用途別にプレイリストを作成しておくと、クライアントが求める音楽を見つけやすくなります。

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ポートフォリオは「多ジャンル対応できること」を見せるのが重要です。ゲーム向け・企業向け・YouTube向けなど、使われる場面をイメージした楽曲を揃えると問い合わせが来やすくなります。

作曲案件の受注に成功するための実践ポイント

提案文・応募文の書き方

作曲案件に応募するとき、提案文がクライアントの印象を大きく左右します。以下のポイントを意識して書きましょう。

  • クライアントの依頼内容に言及する: 「〇〇のBGMを作りたいとのことですね」と具体的に読んでいることを示す
  • 自分の対応できる内容と実績を簡潔に伝える: 「ゲームBGMの制作実績があります」など
  • サンプル楽曲へのリンクを貼る: 依頼内容に近いスタイルのサンプルを選んで紹介する
  • 不明点は質問する: 用途・長さ・雰囲気・参考楽曲などの情報をヒアリングする姿勢を見せる

受注後の進め方

案件を受注したら、以下のステップで丁寧に進めましょう。

  1. 要件のヒアリング: 用途・雰囲気・参考楽曲・尺・ループの有無などを詳しく確認する
  2. デモ楽曲を提出する: 最初からフル尺を作らず、方向性を確認するデモを先に送るのがトラブル防止になる
  3. フィードバックを受けて修正する: 契約の修正回数内で対応し、修正依頼はメモして学びにつなげる
  4. 納品・請求: 完成楽曲を指定の形式(WAV・MP3等)で納品し、サービス上で取引を完了させる

クラウドソーシングで稼ぐための長期的な戦略

評価を積み上げて単価を上げる

クラウドソーシングでの評価(★の数・レビュー内容)は、次の案件の受注率に直結します。最初は丁寧な対応と質の高い納品を心がけ、高評価を積み上げることで、徐々に高単価の案件を受注しやすくなります。

得意ジャンルに特化する

「ゲームBGM専門」「企業PV向けBGM専門」など、得意ジャンルに特化することで、そのジャンルを求めるクライアントに見つけてもらいやすくなります。ジャンルを絞ることで専門性のアピールにもなります。

リピートクライアントを作る

1度仕事をして満足してもらえたクライアントから、次の案件が来ることが多いです。仕事の質・コミュニケーションの丁寧さ・納期の厳守が、リピート発注につながります。

よくある質問(FAQ)

Q. 作曲経験がなくてもクラウドソーシングで受注できますか?

A. 受注そのものは可能ですが、クオリティが伴わないとクライアントの評価が下がり、継続受注が難しくなります。まずはDTMのスキルを一定レベルまで磨いてから応募するか、低単価の案件から実績を積み始めるのが現実的です。

Q. どんなジャンルの作曲案件が一番多いですか?

A. ゲーム用BGM・YouTube動画用BGM・企業紹介映像のBGM・ジングルなどが比較的多い傾向があります。ゲーム音楽はインディーゲームの制作者からの依頼が多く、単価の幅も広いため人気のカテゴリーです。

Q. クラウドソーシングで月収10万円以上稼ぐのは難しいですか?

A. 難しくはありませんが、継続した活動と実績の積み上げが必要です。受注件数を増やすには、プロフィールの充実・積極的な提案・丁寧な仕事の繰り返しが必要です。単価を上げながら受注件数を維持することが月収10万円以上への道筋です。

Q. 著作権はどうなりますか?

A. 案件ごとに異なります。著作権をクライアントに全て譲渡する場合と、利用ライセンスだけ付与する場合があります。契約内容をよく確認し、不明な点は事前にクライアントに質問しましょう。

まとめ — クラウドソーシングで作曲の仕事を始める手順

この記事のまとめ
  • 主要サービス: クラウドワークス・ランサーズ・ココナラがそれぞれ特徴あり
  • 探し方: 「作曲」「BGM」「楽曲制作」などのキーワード検索+カテゴリーから絞り込む
  • 単価は案件によって大きく異なる(数千円〜数百万円以上)
  • 受注率を上げるには: 多ジャンルのポートフォリオ・詳細なプロフィール・丁寧な提案文が重要
  • 著作権の取り扱いは必ず事前確認を

クラウドソーシングは、DTMのスキルを副業収入につなげるための有効な第一歩です。最初は低単価から始めて実績とレビューを積み上げながら、徐々に単価と案件の質を上げていきましょう。継続した活動が受注率の安定につながります。

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