Cubase vs Studio One 徹底比較|初心者はどっちを選ぶべき?

SteinbergのCubaseのDAW操作画面の全体表示

DAWを始めようとしたとき、CubaseかStudio One(現:Fender Studio Pro)かで悩む方は非常に多いです。どちらも世界中で使われているプロ仕様のDAWですが、その特徴は大きく異なります。

この記事では、両DAWの機能・操作性・日本語情報量・初心者向けの使いやすさを徹底比較し、あなたに合ったDAW選びをサポートします。結論から先にお伝えすると、情報量・学習リソース重視ならCubase、直感的な操作を優先するならFender Studio Pro(旧Studio One)がおすすめです。

この記事でわかること
  • CubaseとFender Studio Pro(旧Studio One)の特徴の違い
  • 初心者にとってどちらが使いやすいか
  • 用途・目的別のおすすめ選び方
  • よくある質問への回答
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私自身Cubaseを5年ほど使っています。操作に慣れるまで時間がかかりましたが、日本語情報の多さと機能の奥深さに助けられてきました。どちらを選ぶかは、学習スタイルと目標によって変わります。

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CubaseとFender Studio Pro(旧Studio One)の基本情報

SteinbergのCubaseのDAW操作画面の全体表示

CubaseはドイツのSteinberg Media Technologies(現ヤマハグループ)が開発するDAWです。1989年に初リリースされ、30年以上にわたって世界中の音楽プロデューサー・作曲家・サウンドエンジニアに使われてきた老舗ソフトです。日本国内でも長らく使われ続けており、日本語の解説書・動画・ブログ記事の数は他のDAWと比較しても最も充実した部類に入ります。

Fender Studio Pro(旧Studio One)は、もともとPreSonus Audio Electronicsが開発していたDAWで、2026年1月13日にFenderによってリブランドされた製品です。「Studio One」の名称で親しまれていましたが、現在の正式名称は「Fender Studio Pro」となっています。直感的なUIと洗練されたワークフローが評価され、近年急速にユーザー数を伸ばしました。

FL StudioとAbleton Liveの操作画面を並べた比較画像 FL StudioとAbleton Liveの違いを比較|ビートメイクに強いのはどっち?

両者ともにMac・Windowsの両環境に対応した本格的なDAWです。価格やグレード体系については、リブランドや改定が行われる可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

参考:Steinberg Cubase 公式サイト

参考:Fender Studio Pro 公式サイト

CubaseとFender Studio Pro(旧Studio One)の機能比較一覧

両DAWを主要な7項目で比較します。

比較項目CubaseFender Studio Pro(旧Studio One)
操作の直感性やや難しい(機能が多い)高い(初心者に優しい設計)
MIDIエディター非常に強力・高機能標準的
オーディオ編集高機能使いやすい設計
スコアエディター充実(楽譜表示・印刷対応)基本的な機能のみ
日本語の情報量非常に多い(書籍・動画とも)増加中だが英語圏が中心
学習コスト高め比較的低め
ミックス〜マスタリング高機能一括完結に強い

いずれも一定の学習コストはかかります。特定機能の詳細な仕様・バージョン差異は公式サイトで要確認です。

Cubaseのメリット・デメリット

CubaseのMIDIピアノロールエディターでメロディを打ち込んでいる操作画面

Cubaseのメリット

日本語の学習リソースが最も充実している点が、初心者にとっての最大のメリットです。解説書・YouTube動画・ブログ記事の数が他のDAWと比べても圧倒的に多く、操作で詰まったときに日本語で解決策を見つけやすい環境が整っています。学習コストが高いDAWであっても、その分だけ日本語の補助教材が充実しているため、独学でも学び進めやすいです。

MIDIエディターの機能が非常に強力です。ピアノロールでのノート編集はもちろん、コードアシスト・クオンタイズ設定・エクスプレッションマップ・コードパッドなど、MIDI打ち込みを支援するツールが豊富に揃っています。ポップス・アニソン・ボカロ曲・EDMのようにMIDIを多用する制作スタイルには、Cubaseの打ち込み環境の充実が直接的な強みになります。

スコアエディター(楽譜編集)が充実しており、生楽器のアレンジや楽譜印刷が必要な制作にも対応できます。オーケストラ編曲や吹奏楽向けの打ち込みを行う方には、他のDAWにはない実用的な機能です。

業界標準としての実績もあります。レコーディングスタジオ・映像制作の現場でも長年使われており、プロジェクト共有やコラボレーションの場面でも通用します。将来的にプロの現場に関わりたい方にとっては、学習のモチベーションを高める要素になります。

Cubaseのメリットまとめ
  • 日本語の学習リソースが他DAWと比較して最も多い
  • MIDIエディターが非常に高機能(打ち込み中心の制作に強い)
  • スコアエディターで楽譜編集・印刷が可能
  • 業界標準として長年の実績がある

Cubaseのデメリット

学習コストが高い点がデメリットです。機能の多さゆえに、初めて起動したときに何から手をつければよいか分からなくなる方も多いです。メニュー構成・ウィンドウ管理・各種エディターの使い分けを把握するまでには、ある程度の時間が必要です。

UIの複雑さも気になる点です。長年の機能追加によって画面上の要素が多く、視覚的な情報量に圧倒されることがあります。慣れてしまえば問題ありませんが、最初の敷居は他のDAWより高めです。

上位グレードの価格も考慮が必要です。Cubaseにはグレード(LE/AI/Elements/Artist/Proなど)がありますが、フル機能のProグレードは高価なため、段階的なアップグレードを検討する方も多いです。各グレードの機能差・価格は公式サイトで最新情報を確認してください。

Cubaseのグレード(AI/LE/Elements/Pro)の違いを比較|どれを買うべきか

Fender Studio Pro(旧Studio One)のメリット・デメリット

Fender Studio Pro(旧Studio One)のDAWミキサー画面の操作画面

Fender Studio Pro(旧Studio One)のメリット

直感的な操作性が最大のメリットです。ドラッグ&ドロップを多用したUIで、素材の配置・エフェクトの適用・バウンスまでの流れがスムーズです。プロジェクトの構造が一目で分かりやすい設計になっており、初めてDAWに触れる方でも基本操作を習得するまでの時間が比較的短い傾向があります。

スクラッチパッド機能が実用的です。メインのアレンジ画面とは独立した「スクラッチパッド」という作業エリアがあり、アイデアを試しながらもメインプロジェクトを壊さずに実験できます。何度でも試行錯誤しやすい環境は、初心者がアレンジを覚えていく過程で特に役立ちます。

ミックス〜マスタリングまでの完結性も強みです。標準装備のプラグインでミックスからマスタリングまでを一通りこなせる設計で、追加ツールを揃えるコストを抑えやすいです。

視覚的な見やすさにより、長時間の作業でも疲れにくいです。シンプルに整理されたUIは、複数のトラックを扱うような複雑なプロジェクトでも見通しよく管理できます。

Fender Studio Pro(旧Studio One)のメリットまとめ
  • 直感的なUIで初心者が操作を覚えやすい
  • スクラッチパッドでアイデアを安全に試せる
  • ミックス〜マスタリングまで一つのソフトで完結できる
  • ドラッグ&ドロップ中心のスムーズなワークフロー

Fender Studio Pro(旧Studio One)のデメリット

日本語の情報が少ない点がデメリットです。英語圏では情報が豊富ですが、日本語の解説書・動画・ブログ記事はCubaseと比較すると少ない状況です。操作で詰まったときに日本語の解決策を見つけにくい場面があります。ただし、近年は日本語コミュニティも拡大しており、以前よりは情報が増えています。

MIDIエディターの機能は、Cubaseと比較すると物足りなさを感じる場合があります。細かいMIDI打ち込みや、エクスプレッションを多用したオーケストラ打ち込みを重視する方には、Cubaseの方が作業効率が高いことがあります。

2026年1月のFenderへのリブランドに伴い、グレード体系・価格・無料版の有無が変更されている可能性があります。以前の「Studio One Prime(恒久無料版)」などの体系から変わっているため、購入前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

注意

価格・グレード・無料版の有無は予告なく変更になる場合があります。購入前に必ず各公式サイトでご確認ください。

初心者はどっちを選ぶべき?選び方の基準

DTM初心者がパソコンの前でDAW選びを検討している様子

結論を先にお伝えすると、どちらを選んでも本格的な音楽制作は十分に可能です。ただし、学習スタイルや制作目標によって向き・不向きがあります。

Cubaseをおすすめしたい方:

  • 日本語の解説書・動画をフル活用して学びたい方
  • MIDI打ち込みを中心に、ポップス・アニソン・ボカロ曲・EDM制作を目指す方
  • スコア(楽譜)編集が必要な方
  • 将来的にプロの現場でのコラボレーションも視野に入れている方
  • 多少学習コストが高くても、リソースが豊富な環境で着実に習得したい方

Fender Studio Pro(旧Studio One)をおすすめしたい方:

  • 直感的な操作を優先し、すぐに音楽制作を楽しみたい方
  • ミックスやマスタリングまで1つのソフトで完結させたい方
  • 英語の情報を積極的に活用できる方
  • DAW操作の学習より「音楽制作そのもの」に早く集中したい方
  • 視覚的にシンプルな環境を好む方
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日本語の情報が豊富なDAWを選ぶと、独学の壁にぶつかったときの解決速度が格段に変わります。最初のDAW選びは「続けられるかどうか」が一番大切な基準です。

用途・目的別おすすめDAW

用途・目的おすすめDAW
初心者が操作を早く覚えたいFender Studio Pro(旧Studio One)
日本語の情報で学びたいCubase
MIDI打ち込み・ポップス・アニソン・ボカロ制作Cubase
ミックス〜マスタリング一括完結Fender Studio Pro(旧Studio One)
楽譜(スコア)制作も行いたいCubase
ビートメイク・EDM・ヒップホップ系FL Studio(またはFender Studio Pro)
費用を抑えてまず始めたい各公式サイトで無料版・体験版を確認

よくある質問

Q. CubaseとFender Studio Pro(旧Studio One)はどちらが初心者に向いていますか?

直感的なUIという点ではFender Studio Pro(旧Studio One)が初心者向けと言われます。一方、日本語の学習リソースの豊富さという点ではCubaseに優位性があります。どちらを選んでも「使い続けること」が最も重要です。可能であれば体験版で実際に操作感を確かめてから決めることをおすすめします。

Q. CubaseとFender Studio Pro(旧Studio One)に無料版はありますか?

Cubaseは機能制限版(LE/AIなど)が一部のハードウェア購入時に付属する形で提供されています。Fender Studio Pro(旧Studio One)については、2026年1月のFenderへのリブランドに伴いグレード体系が変更されているため、現在の無料版・試用版の状況は公式サイトでご確認ください。

Q. CubaseからFender Studio Pro(旧Studio One)への乗り換えは大変ですか?

操作性が異なるため、最初は戸惑うことがあります。ただし、DAWの基本概念(トラック・MIDI・オーディオ・ミキサーなど)は共通しているため、どちらかを習得していれば、もう一方の習得はゼロから始めるよりは早くなります。プロジェクトファイルの直接互換はありませんが、MIDI・オーディオを書き出してインポートすることで作業の引き継ぎは可能です。

Q. MacでもWindowsでも使えますか?

CubaseもFender Studio Pro(旧Studio One)も、Mac・Windowsの両プラットフォームに対応しています。ただし、対応OSのバージョンは随時更新されるため、購入前に公式サイトで要確認です。

Q. どちらのDAWの方が付属プラグインが充実していますか?

両者ともに豊富なプラグインが標準装備されています。Cubaseはエフェクト・インストゥルメントともに業務レベルのクオリティが揃っており、Fender Studio Pro(旧Studio One)もミックスやマスタリングに実用的なプラグインが充実しています。どちらも最初から揃っているものだけで本格的な制作が可能なレベルです。

まとめ

CubaseとFender Studio Pro(旧Studio One)の違いを7つの観点から比較しました。

まとめ:DAW選びのポイント
  • 日本語リソース重視・MIDI打ち込み中心の制作 → Cubase
  • 直感的な操作・ミックス〜マスタリング完結 → Fender Studio Pro(旧Studio One)
  • どちらを選んでも本格的な音楽制作は十分に可能
  • 価格・グレード・無料版の有無は公式サイトで必ず要確認

DAW選びに正解はなく、最終的には「そのDAWで音楽を作り続けられるか」が一番大切な基準です。無料体験版・入門グレードなどを活用して、実際に操作感を確かめてから決めることをおすすめします。DTMを始めるにあたっての機材・費用の全体像については、以下の関連記事も参考にしてください。

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